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活動報告 平成21年度

 森の学校[春の教室]
  平成22年3月29日〜30日 丹沢山札掛
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホームHP「過去の森の学校の様子」をご覧下さい。
森の学校

 第28回 清掃・登山道整備活動
日時/平成22年3月6日
場所/清掃:戸川公園・三廻部林道・戸川林道・大倉〜鍋割山周辺 登山道整備:大倉〜富士見平 他
主催/みろく山の会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はこちらをご覧下さい。

 [公開勉強会]ブナ林再生への道のり
平成22年2月19日(金)、横浜市開港記念会館で開催された神奈川県自然保護協会主催、丹沢大山自然再生委員会後援の公開勉強会に参加しました。
まず、自然環境保全センターの山根専門研究員が「丹沢ブナ林の現状と衰退の経過」というテーマで講演しました。急激にブナ林が衰退している所はないとのことで少し安心しましたが、70年代の公害に始まり現在は海外からの有害物質と常に大気汚染に晒されていること、暖冬によりシカが高標高域で越冬するようになったため過密化し、スズタケやブナの枝葉・芽を食べ多大な水分ストレスを生じていること等データをもとに説明され、さらなる解析と植生保護柵設置等によるシカ管理の重要性を理解することができました。
続いて、東海大学総合教育センター山上教授が「ブナハバチ−今、何が分かっているか−」というテーマで、長年の現地調査からの知見を披露されました。基本的な生態や天敵等とてもよくわかったのですが、特にブナの芽吹きとブナハバチの羽化時期に着目した負のスパイラル理論(芽吹きより先にブナハバチが羽化すると被害受ける→丸坊主→復活してもストレスがたまる→衰弱→芽吹き遅延→繰り返し被害受ける→枯死)は、誠に興味深いものがありました。 まだわからないことも多いようですが、これからも研究を続けられブナ林の再生につなげていただきたいと願わずにはいられません。

ブナの芽吹き

ブナハバチの幼虫

立ち枯れ
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局/門倉直史

 県民参加の森林づくり・森林づくり体験講座
●県民参加の森林づくり
平成22年1月23日 枝打・間伐作業 足柄上郡山北町岸(丸山)
主催/かながわトラストみどり財団
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はかながわトラストみどり財団HP「イベントインフォ」をご覧下さい。
森林づくり写真

 丹沢フォーラム「丹沢山地のブナ林の再生に向けて」
平成22年1月9日(土)神奈川中小企業センタービルにて開催
主催/丹沢自然保護協会
共催/自然環境保全センター・丹沢大山自然再生委員会
●プログラム
(1)開会
(2)あいさつ
(神奈川県自然環境保全センター所長 松田宏一)
(3)講演:「丹沢の大気環境」
講師愛媛大学農学部生物資源学科教授 若松伸司
(4)事業報告:「丹沢ブナ林の衰退機構解明と再生への取組み」
第2部
(1)丹沢山地のブナ林衰退実態把握
(神奈川県自然環境保全センター 山根正伸)
(2)ブナハバチによる大規模食害の発生条件
(神奈川県自然環境保全センター 谷脇徹)
(3)大気汚染がブナに及ぼす影響
(神奈川県環境科学センター 武田麻由子)
(4)ブナ林再生への取組み
(神奈川県自然環境保全センター 井田忠夫)
(5)「県民協働による自然再生への取組み」
丹沢自然保護協会理事 青砥航次
(6)総括:丹沢大山自然再生委員会委員長 木平勇吉
(7)閉会

保全センターの松田所長の挨拶に続き、愛媛大学若松教授が行った1時間の講演では、主に大気の流れ、気象の観点から丹沢のブナ林の衰退の原因を特定しようとする系統的な研究の結果が紹介され、アメダスのデータや集中定点観測の詳細なデータに基づき、丹沢山中ではオキシダント、特にオゾンの濃度が都市部よりもかなり高く(図の出典は全て神奈川県自然環境保全センター)、中でも特に春と秋に2度特に高いという顕著な傾向を示し、それは首都圏および中京圏からの大きな大気の流れによって引き起こされている可能性が高いことが示唆された。
ブナ着葉期のオゾン濃度分布・丹沢ブナ林枯損の基本メカニズム
 第2部の保全センターの事業報告会では丹沢山地のブナ林を中心とした自然の衰退実態の把握・原因究明に向けての様々な取組、そして再生に向けてのアクションといった堅実かつ多角的なアプローチが行われていることが報告された。
山根氏は現地調査ならびに空中写真を用いた衰退履歴の解析などについて紹介した。当日赤青の色メガネが参加者全員に配布され、空中写真をデジタル処理することにより作成した立体写真を用いて森林の衰退状況を把握する方法を講演の中で共に実体験させてもらった。これらの調査により、(i)この5年間急速な衰退拡大は見られない(ii)衰退地区では高木が少なくなり、樹冠も縮小して林床が露出している、(iii)衰退は全体的に南向き斜面で進む傾向がある、(iv)衰退進行地区では南斜面が草地化しており、それ以外の斜面にも衰退が出現しているなどの結果が得られている。さらに、丹沢山中の地域別の衰退履歴の詳細な結果が紹介され、それらをもとに、衰退進行地での衰退拡大についてのモデルが提出され、これらの衰退は様々な要因が重なって累積的に起こっていることが強調された。
谷脇氏はブナハバチによる食害の発生条件についての一連の研究を紹介した。ブナハバチの生活史についての簡単な紹介があり、それに基づき、大規模食害が発生するためには、(i)繭が高密度で存在すること、(ii)成虫が大量に羽化すること、(iii)羽化と展葉のタイミングが一致することがすべて満たされる必要があり、それらの仮説を、地道な現地調査によってすべて検証してきたことが報告された。特に、環境の変化などの影響も受けて、最近、特に1993年以降になって、上記3つの条件がそろいやすくなっているのではないかと述べた。さらに、ブナ林の衰退自体がブナハバチの高密度化を促進しているのではないだろうかということであった。
ブナの単木的枯死
 武田氏は大気汚染がブナに及ぼす影響について、犬越路トンネル脇での実地調査の結果を中心に講演した。1995年よりオゾン、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸性雨などの測定を実施した結果、窒素酸化物、硫黄酸化物などは都市部と比べて十分低いのに対して、オキシダント、特にオゾンが都市部よりもはるかに高いという顕著なかつ異常な傾向があることがわかってきたので、オゾンがブナの苗にどのような影響を与えるのかを現地で調査した。この目的のために、オゾン以外の環境は同一にしてオゾンだけの影響を調べることのできる装置(オープントップチャンバー)を用いて観測を行った。その結果、葉のクロロフィル含量、落葉状況、苗の色、乾燥重量などの点に明瞭な差異が見出され、確かにオゾンが苗の成長を著しく阻害しているということが再現性も含めて証明された。ただし、オゾンでブナは衰弱しても、枯死するわけではなく、枯死にはブナハバチなどの他の要因が深くかかわっていると考えられている。また、全国各地のブナ林の衰退度の相互比較ができるように、統一調査が提案され、そのためのモニタリング手法が開発されつつある(国立環境研究所との共同)とのこと。
井田氏は平成18年度から開始されたブナ林再生への取り組み(ブナ帯森林再生実証事業)の詳細を報告した。この事業では(i)種子採取・苗木生産、(ii)植生保護策設置・植栽、(iii)その後のモニタリングなどが行われ、場所場所に応じて、自然の推移にまかせる本来の再生方法を選択するか、植栽をするかなどを判断しながら再生をおこなっている様子が紹介された。特に、衰退が激しい場所、また逆にクマザサが密生している場所では植栽の有効性が実証されている。この事業は平成22年度も継続されるが、このように、事業と研究の連携による森林再生の取り組みが行われていることが強調された。
事業報告会に続いて、青砥理事が、丹沢自然保護協会が1996年から三ノ塔で行ってきた植栽とモニタリングについての詳細な報告を行った。
最後に木平再生委員会委員長がこの日の全講演をまとめ、調査・研究結果の広報活動の重要性、特に、様々な階層の広報(学会・研究発表会等の高度に専門的な場での広報活動、この日の報告会・フォーラムのような専門的ではあるが市民向けの広報活動、そして、より広いスペクトルの一般市民に向けた広報活動)の重要性を強調し、短い質疑応答の後、閉会となった 。
【情報提供】丹沢自然保護協会

 森の学校[冬の教室]
  平成21年12月28日〜29日 丹沢山札掛
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホームHP「過去の森の学校の様子」をご覧下さい。
森の学校

 サントリー「天然水の森 丹沢」自然再生プロジェクト発表会 開催結果
写真 平成21年12月25日(金)に神奈川県庁新庁舎で、サントリー「天然水の森 丹沢」自然再生プロジェクト発表会が開催されました。

発表会には、丹沢大山自然再生委員会の一員として活動するサントリーホールディングス株式会社の鳥井代表取締副社長と松沢知事、丹沢大山自然再生委員会の木平委員長が出席し、企業と県の新しい協働の取組として、「サントリー『天然水の森 丹沢』自然再生プロジェクト」に取り組むことを発表しました(資料1参照)。当日は、大勢のマスコミ関係者が詰めかけ、取組に関する質疑応答も熱心に交わされました。
写真  この取組は、丹沢大山自然再生委員会で、多様な主体の協働による自然再生事業の推進をめざして、これまでの枠組みを超えた新たな協働のしくみとして議論を重ね、去る第8回委員会で創設した「自然再生プロジェクト推進制度」(資料2参照)に基づく第1号のプロジェクトです。

地図 具体的には、サントリービバレッジプロダクツ株式会社神奈川綾瀬工場の水源かん養域にあたる中津川上流域の丹沢県有林の一部(577ヘクタール)で、森林整備や植生保護柵の設置、森林における“水と土と生き物”のつながりに着目したモニタリングなど、森林の水源かん養機能の保全・再生活動と生物多様性の向上をめざした活動を進め、100年後を見据えた自然再生をめざします(資料3参照)。

このプロジェクトは、丹沢大山自然再生基本構想が目標とする「人も自然もいきいきとした丹沢再生」に向けた大きな一歩であり、プロジェクトのスタートによって、丹沢大山の自然再生は、新しい協働のしくみのもとで新たなステージを迎えました。

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プロジェクト対象区域の遠景
丹沢大山自然再生委員会は、サントリー『天然水の森 丹沢』自然再生プロジェクトを支援し、協働による丹沢再生を積極的に展開していきます。皆さまの御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
サントリー ニュースリリース
【問合せ】丹沢大山自然再生委員会事務局 TEL:045-210-4315

 冬の水源の森林を歩く 鍋嵐周辺
平成21年12月5日 開催
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
土山峠〜525p〜ハタチガ沢林道〜堤川林道〜土山峠

●参加者の感想
今回の「水源林を歩く」は清川村が作った登山道と林道の山行で、前から気になっていたルートでした。
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しかし、前回の足柄の山とは違い、下草がほとんどないようでした。広葉樹伐採も施工している方によって、やり方がまちまちで、株立ちごとばっさり切られている木もあり、そのうち何本か残している木もありました。森林整備の正しい施業方法の指導は可能なのではないでしょうか。
 しかし、つる性植物や潅木はとにかく何処を見ても、無残に切られています。生物多様性の観点からみても、つる性の植物や崖推斜面の潅木などは必要なのではないかと思います。とくにサルナシやアケビなどのつる性植物は丹沢で生きる動物たちにとっては大事な食料なのに、とっても残念です。この辺りはとくにクマの爪あとが多く、あちこちで見つけられたが、今年は冬眠前のしっかりとした蓄えができたのか心配になりました。
(酒井明子)
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 今日歩いた宮が瀬の土山峠から入った無名の525mピーク周辺の森の大半は自然林であったが一寸これは行きすぎではないかと思われるくらいに、間伐、林床の鋤取りが行われていた。一見大変きれいに整備されているように見えるが、これで地下水の保留がどの位出来るのか、また山肌の崩壊が起こらないのか、山のことには全くと言ってよい程知識のない私でも疑問が数々浮かんできた。

  里山の保全とか水源の森の整備とか言葉はいろいろあるけれど、一つ一つの仕事の上では今まで積み重ねてきたその土地に於ける経験や歴史をよく忖度してやってゆかねばならないことを改めて教えていただいた。  自然を保護し、生き生きとさせるには、ただ単に頭で考えてそれを実行するだけでは出来ないことを、よく理解できた一日でした。 (大脇 健)
【情報提供】丹沢自然保護協会 奥津昌哉様

 広河原 下草刈り・シカ柵設置・植林活動
平成21年9月13日〜11月29日
神の川流域
主催/北丹沢山岳センター
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は北丹沢山岳センターHP「広河原植林事業完了報告」をご覧下さい。

 環境学習のための教員研修講座
 平成21年11月28日(土)、神奈川県総合教育センターの教員研修講座が、丹沢の札掛で開催されました。
まず、県立札掛森の家において、NPO法人丹沢自然保護協会の中村道也理事長が「丹沢の自然環境と子供達」というテーマで講義をされました。札掛の今昔、子供たちが様々な自然体験をする協会主催の「森の学校」などについて、中村さんは時にユーモアを交えた語り口で、受講する若い先生方も熱心に聞き入っていました。
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写真  続いて野外での研修へ。当日の札掛の森はまさに紅葉真っ盛り。現地研修には最適の天気でした。落ち葉を踏みながら境沢林道を歩き、自然環境保全センター研究部・田村さんのわかりやすいレクチャーを聞きました。中村さんもポイント毎に的確なコメントを加え、森林の機能や自然再生事業などよく理解できたのではないかと思います。
  研修講座を受けた先生方が、何かを感じ取り、授業に生かされることを期待します。また、総合教育センターの皆さまありがとうございました。

【発信】
丹沢大山自然再生委員会事務局/門倉直史
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 森林整備体験活動
 人工林整備の体験を通して、森林の在り方・手入れの大切さ・環境の保全について学ぶ事を目的に本活動を実施しております。2年連続で炭焼き体験活動を行いましたが、今年はしばらくぶりに人工林の間伐体験活動を行いました。
●実施日:09年11月22日(日)
●時間:10時30分〜14時45分
●場所:青山荘手前の布川沿いの人工林
●参加数:24名(スタッフ含む)
当日は天気予報では午後から雨の予報でしたが、早朝雨が降りました。幸いにも集合時間前に上がり終了時間まで天気が持ちました。

中村理事長の間伐方法の説明
  10時30分に丹沢林道の斜面を下り、布川を渡って間伐地に入りました。理事長から間伐方法の説明を受けた後4班に分かれて間伐体験活動を行いました。

間伐対象の木に巻かれた目印のテープ
 間伐する木には、林業の専門家のスタッフにより事前にテープが巻いてあります。間伐する木が他の木にぶつからないよう、倒す方向を決め、倒す方向に切り込みを入れます。

倒す方向にロープで引っ張ります
 木にロープを掛け、倒す方向に引っ張りながら切り込みの少し上から鋸で切ります。
間伐した木は枝を落とし、動かせる大きさに切断し、斜面と平行に置きます。土砂の流出防止と歩行の障害とならないようにすることが目的です。

間伐初体験と見守るスタッフ

土留めの役を果たす間伐材
[家族で参加]
今回、参加した中には未経験者の子供づれが二組(5歳と9歳)いました。私の参加した班には5歳のお子さんを連れたご夫婦がおりました。
スタッフが手を添えて5歳の僕もこの木を切りました。記念に切り株を薄く輪切りにして渡しました。ご両親も数本ずつ間伐体験しました。
中村理事長がこの木の切り株を切って椅子を作ってくれました。気に入ったと見えて長い間じっと座っていました。その後木の枝や杉の落ち葉を椅子に乗せて遊んでいました。
最初山の斜面をやっと歩いていたお子さんが、帰りにはスタッフの後についてどんどん歩いて行ってしまい、ご両親が追いつけませんでした。このまま自然の好きな元気な子供に育ってほしいと思いました。
森林整備体験写真
「はじめての伐採」
スタッフが手を添えて5歳の僕もこの木を切りました。記念に切り株を薄く輪切りにして渡しました。
主催/丹沢自然保護協会・丹沢の緑を育む集い・丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】丹沢自然保護協会 山形輝夫様

 県民参加の森林づくり・森林づくり体験講座(10月〜11月)
●県民参加の森林づくり
平成21年10月10日 間伐作業 山北町世附(水源林上ノ山)
平成21年10月31日 間伐作業 相模原市津久井町鳥屋(水源林松ヶ尾)
●森林づくり体験講座
平成21年11月14日 植栽・講話「丹沢の自然をみつめて」
平成21年11月15日 間伐体験(清川村煤ヶ谷 県立札掛森の家)

主催/かながわトラストみどり財団
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はかながわトラストみどり財団HP「イベントインフォ」をご覧下さい。
10/10の活動報告  10/31の活動報告
  11/14,15の活動報告
森林づくり写真
 少年少女クライミング教室(10月)
  10月25日(日)ふじの里山まつりが相模原市藤野名倉グランドで行われ、会場内のクライミングボードを利用して、藤野町山岳協会主催として開催されました。
当日は、多くの参加者の申し込みがありましたが、あいにくの雨だった為、10名の少人数の参加にとどまりました。指導は藤野町山岳協会より、土屋、和泉の2氏。及び東斐山岳会より、網野、内藤、井上の3氏により研修会と実技が行われました。会場では、ふじの里山まつりに参加した加山市長が挨拶に訪れ、クライミングボードを見学しました。藤野町山岳協会の杉本会長から、加山市長に53神奈川国体を記念して造られた設備の内容・経緯が説明され、今後より充実した設備の充実をお願いしました。
詳しい活動報告はこちらをご覧下さい。
主催/藤野町山岳協会・神奈川県山岳連盟
共催/相模原市教育委員会藤野教育課・県教育委員会・県体育協会・日本山岳協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】神奈川県山岳連盟 杉本憲昭様
 第20回「緑のコリドー計画」緑の再生[植樹]
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 平成21年10月24日 生命を育む森林の再生を図り、市民ボランティアの力で丹沢の環境を守るため、三ノ塔にて植樹を行いました。
約200名の参加者が各々の苗木を背負って登り、三ノ塔頂上周辺で植樹作業をしました。頂上周辺では急斜面をくだり、丹沢の山の自然再生を願いながらブナやミズナラ等を植えました。

毎回たくさんのボランティアの方が参加してくださり、今回の植樹で記念すべき20回を迎えることができました。今後も、豊かな森を取り戻すために現地で活動していきたいと思います。

主催/丹沢自然保護協会・丹沢の緑を育む集い・丹沢大山自然再生委員会
【発信】丹沢大山自然再生委員会 塩野綾子
こちらの植樹活動報告もご覧下さい。
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 ワールドフェスタ・ヨコハマ2009
 平成21年10月10日(土)11日(日)に、丹沢大山自然再生委員会は、委員であるトヨタウエインズグループさん(ワールドフェスタ特別協賛)のご協力で、横浜市山下公園での世界交流イベントにブースを出展し、パネル展示やパンフレット配布、「丹沢自然メッセージ」など丹沢再生の普及啓発を行いました。
2日間ともまずまず天気に恵まれて何と約45万人が来場。我がブースにも「明日丹沢行くよ!」という方や「昔はよく丹沢に行っていたよ」という方など大勢立ち寄っていただきました。特に「丹沢自然メッセージ」のコーナーは子どもたちで大盛況となりました。
また、木平委員長が二日間とも参加してくださり、専門的なお話や子どもにもわかりやすい丹沢の説明をしていただき、我々も大変勉強になりました。 丹沢の状況や自然環境保全に関心を持っている方々が、大勢いらっしゃることを実感でき、とても楽しいイベントでした。
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【発信】丹沢大山自然再生委員会 塩野綾子
 高校生と協働で行う登山道の維持管理補修
  平成21年10月4日に大倉尾根の一本松付近にて、NPO法人みろく山の会と神奈川県高校体育連盟登山専門部とで行われた登山道の維持補修活動に参加しました。事前の7月8日に、高体連登山専門部には丹沢大山の自然環境の課題や登山道の維持補修活動について、みろく山の会と研修を行ってから当日に臨みました。
資材や道具を持って大倉尾根を登りましたが、その途中にはみろく山の会が設置した施設が至る所にありました。その施設は、登山道の荒廃を未然に防いでいる効果が顕著に見られ、すれ違う登山者の中には、「この道は歩きやすくなったなぁ。」と話す人もおり、大変勉強になりました。
現場の一本松では下準備を行って強化合宿を行っていた登山専門部の高校生達と合流し、みろく山の会と高校生は、2つの班に分かれて、一つの班は「水切り」を、もう一つの班では「丸太ステップ」を設置しました。みろく山の会による経験に基づいた的確な指導のもと、高校生達は積極的に参加して、一生懸命額に汗を流しながら水切りや丸太ステップを作成してくれたので、立派なものが完成しました。
今度、大倉尾根を登られる方がいましたら、ぜひ一本松付近をゆっくり歩いて、その施設を確認してもらいたいです。
大変有意義なこの活動が、今回で終わってしまわずに、今後とも継続的に開催される事を望みます。
主催/NPO法人みろく山の会
共催/丹沢大山自然再生委員会
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みんな集合して、確認を行い出発!
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下準備中
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登山専門部と合流して記念撮影
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丸太ステップを設置
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水切りを作成
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水切り完成
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 大平
 秋の水源の森林を歩く 鷹落場
 平成21年10月3日開催  二十一世紀の森 〜 鷹落場 〜 往路を下山
前日の天気予報では雨の見込み。朝の山北駅でも大降りに遭ったが、なんとか天候はもち、静かな秋の山を歩けました。山伏平までの人工林では、手入れの入ったところから全く植えっぱなしのところ、杉を伐採してケヤキを植えてあるところ、などいろいろなケースの山があり、それぞれ何が問題であるのか、県の担当者から解説していただきました。
山頂では広葉樹の山の整備について、現在の知見からできる自然林の整備方法についての説明がありました。この山頂周辺を刈った計画意図の説明を聞いて、はじめて整備の実状を理解することができました。
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放置されたままの森
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手入れのなされている森
●参加者の感想
今回訪れた水源林は1月に訪れた場所と同じ、足柄の鷹落場であった。 前回はあまりの伐採ぶりに皆で唖然としたものであったが、今回は下草が沢山生えて景色がだいぶ変化していた。それもシカの食害がほとんどないからなのであろうが、丹沢はシカが多いので、下草の回復に時間がかかり森の涵養作用を期待するのはまだまだだと思った。 丹沢、箱根、足柄と神奈川の森が、担当者の方が説明してくれたような、大木+潅木+下草と三拍子揃った美しい森になってくれることを願わずにはいられない。  (酒井明子)

主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】丹沢自然保護協会 奥津昌哉様

 公開勉強会「丹沢 大型野生動物の保護管理」
丹沢の報告書の中で一番触れられていないのはカモシカである。
残された課題としてカモシカについてクローズアップする必要があるのでないかと今回の勉強会を設定した。
実施日/平成21年10月2日
場所/神奈川県自然環境保全センター
主催/神奈川県自然保護協会
後援/神奈川県・丹沢大山自然再生委員会
< 講演1>
大型野生動物の保護と管理(特にカモシカについて)東京農工大学名誉教授 丸山直樹氏
・丹沢との出会い
・カモシカの分布
・カモシカの生息条件
・シカとカモシカの関係
・神奈川のカモシカ
< 講演2>
丹沢のクマとカモシカ−見たり聞いたりした記録から− 前丹沢湖ビジターセンター所長 山口喜盛氏
・丹沢の紹介
・箱根
・クマについて
・カモシカについて(カモシカの1年、事故、糞、分布調査)

 神奈川県自然保護協会のニュースレター第54号に「報告 公開勉強会 大型野生動物の保護管理」が掲載されています。詳細をご希望の方は、神奈川県自然保護協会へお問合わせください。

【情報提供】神奈川県自然保護協会 青砥航次様
カモシカ
photo by Y.Yamaguchi

 第7回清掃登山
  平成21年9月27日実施
山岳連盟会員による丹沢三ノ塔・二ノ塔の美化清掃活動・植樹・登山道補修・調査活動です。
主催/神奈川県山岳連盟 自然保護委員会
後援/丹沢大山自然再生委員会
詳しい活動報告はこちらをご覧下さい。
清掃登山

 樅の木へのネット巻き
  平成21年9月26日(土)丹沢の緑を育む集い実行委員会主催が、丹沢の堂平で行った活動に参加しました。この活動は毎年1回行われており、「ウラジロモミ」にだけネットを巻くのは、お腹を空かせたシカの樹皮食いに弱い(ある程度かじられると枯れてしまう)ためです。
塩水林道終点から新しいネットや道具を担ぎ、5班体制で出発。班チーフの丁寧な説明を聞きつつゆっくり登ったので、周りをよく見渡すことができ、一口にブナ林と言ってもブナだけでなく欅など様々な木から成っていること等わかりました。また、下層植生も様々な取組によって回復している感じが・・・。以前に来た時より、緑が印象的なのです。
途中、上の方でバリバリッとすごい音。びっくりして見ると、大きな木の命が尽きて自然に倒れる瞬間でした。自然とはこういうものなのですね。
堂平に着き、お弁当を食べてネット巻きスタート。皆で木を取り囲んで力を合わせネットの修理や取り替えます。始めはぎこちない感じでしたが、徐々に慣れて作業が早くなり、20本ほどやって終了となりました。
堂平を吹き抜ける風が心地よく、とても有意義な時間を過ごすことができました。

主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会
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人工林と自然林の境目となる付近
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ブナ林を行く
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ただいま作業中

ネット巻き完了!
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 門倉直史

 登山者のためのヤマビルシンポジウム
平成21年8月30日
自然環境保全センター
主催/丹沢大山ボランティアネットワーク
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は神奈川県HP「丹沢ボラネット瓦版」をご覧下さい。

 県民参加の森林づくり・森林づくり体験講座(6月〜8月)
●県民参加の森林づくり
平成21年6月27日 間伐作業 山北町山北
平成21年8月29日 下刈作業 秦野市寺山
●森林づくり体験講座
平成21年7月 4日 下刈体験・講話「神奈川の森林の歴史と文化」 (相模原市津久井町鳥屋)
平成21年7月24日 水生生物観察と森林散策(松田町寄)
平成21年8月15日 下刈体験・講話「山北町の森林と昔話」(山北町皆瀬川)

主催/かながわトラストみどり財団
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告はかながわトラストみどり財団HP「イベントインフォ」をご覧下さい。
6/27の活動報告  7/4の活動報告
  8/15の活動報告  8/29の活動報告
森林づくり写真

 森の学校[夏の教室]
  平成21年8月24日〜25日(10日〜13日の予定を悪天候により延期) 丹沢山札掛にて
主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
上記活動報告は丹沢ホームHP「過去の森の学校の様子」をご覧下さい。
森の学校

 ふれあい教育公開講座「丹沢から発信する環境学習」
 平成21年8月8日(土)県立総合教育センター中講堂において、神奈川県総合教育センター、(財)神奈川県ふれあい教育振興協会との共催による公開研修講座が開催されました。
当日は、大勢の教員・県民の方が参加し、丹沢大山自然再生委員会の取組や森林とのふれあいを通じた環境学習について、木平委員長が講演を行いました。
後半には実習的要素を取り入れ、木の葉をスケッチして樹木図鑑づくりを行い、年輪の円板を使用して樹木の二酸化炭素量を測り、最後には活発な質疑応答がなされました。
丹沢に健全な森を蘇らせるため、子どもたち・若い世代に自然に親しむことから教えていき、次第に自然環境に興味を持っていって欲しいという木平先生のメッセージに、来場者の方々は更に環境学習への関心を高めた様子でした。
関係者の皆さまにお礼申し上げます。
主催/神奈川県ふれあい教育振興協会・丹沢大山自然再生委員会
共催/神奈川県立総合教育センター
ふれあい教育公開講座
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局/塩野綾子

 夏休み親子自然探検隊
  平成21年7月26日の日曜日に山北町の皆瀬川上流で、丹沢大山ボランティアネットワークによる夏休み親子自然探検隊が行われました。
当日は、前日までの曇天がウソのように晴天に恵まれ、新松田駅に集まった参加者は、山北駅前にあるふるさと交流館に移動し、門田真人先生から化石についての講義を受け、みろく山の会の有川さんから水の大切さ、その水を育んでいる丹沢の森林の大切さを教えてもらい、皆瀬川に向かって化石探しをしました。
皆瀬川では、門田真人先生に化石の紹介をしてもらいながら、いろんな場所で化石探しをしました。子ども達はお父さん、お母さん達と一緒に夢中になって化石を探したり、昼休み中でも川遊びをするなど、元気いっぱいに自然を満喫していました。途中、急な壁沿いを登る箇所もありましたが、事故もなく、参加した皆さんは存分に自然を楽しむことができたと思います。

主催/丹沢大山ボランティアネットワーク
共催/丹沢大山自然再生委員会
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化石についての話をする門田真人先生
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山での注意点を教える有川さん
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現地で化石について説明してもらいました
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この石は化石なのか先生に確認する子ども達
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夢中で化石探しをする子ども達
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現地にあった貝の化石
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 大平

 少年少女クライミング教室(7月)
  恒例による少年少女登山教室は平成21年7月19日に相模原市藤野町の名倉グランドに於いて開催され、47名が参加致しました。
当日は、相模原市ビッグサマーフェスティバルに合わせ行われ、参加した子供と共に親子での参加者もあり有意義な1日でした。
この教室は神奈川県山岳連盟と藤野町山岳協会が主催するものです。 指導者は神奈川県山岳連盟の大曽根弘会長と神奈川国体山岳競技の前監督の野崎光宏、藤野山岳会の山崎通昌、和泉悟が当たりました。
次回は10月25日(日)午前10:00を予定しております。
詳しい活動報告は北丹沢山岳センターの活動報告をご覧下さい。
主催/藤野町山岳協会・神奈川県山岳連盟
共催/相模原市教育委員会藤野教育課・県教育委員会・県体育協会・日本山岳協会
後援/丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】神奈川県山岳連盟 杉本憲昭様
 春の水源の森林を歩く 檜岳
  平成21年6月6日  寄〜檜岳
雨の予報がでていたが山は何とか晴。森林インストラクターの案内で、寄大橋から檜岳を往復し、水源の森林を見てきました。
●参加者の感想
長い間「山を歩く」事を楽しみに過ごして来た小生、今までの山への恩返しといつまでも変わらないその姿を保って貰いたいと願い、少しでもその手助けになればなぁ〜と感じる昨今、微力ながら保護に繋がる山歩きを務めているつもりです。
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生憎の天候でしたがそれも次第に快復し、変化のある楽しい山歩きをさせて頂きました。また、インストラクターの方からは今の丹沢の状況を具体的にお話をお伺い出来た事、なによりで大変参考になり有難うございました。
林業活動の維持の難しい現在、森林の主な役割も時代と共に変わり、森林がそこに存在している事で価値があるとの事、そしていかに森林形態を維持し、その為の活動を行い、そして活動の継続が大切なのかを感じました。
鹿柵についても一度作る事で問題解決に近付いたかなと思っておりましたが倒木による破損現場を見て、現状の森林の課題の姿を感じました。
当日は雨でしたが快復の傾向もあったのでしょうが、あまり、雨粒が気になりませんでした。それは5mm程度の雨量は森林の中では木が吸収して人体に感じる範囲外との事、これも身を持って感じる事が出来たのではないでしょうか。森の役割として、森林土壌における浸透、保水能力、また人体に有益な物質を作り出し、有害物質を取り除いてくれているとの事。こんな森林の公益的機能をいつまでも大切にそして忘れない様にしたい。

主催/丹沢自然保護協会
後援/丹沢大山自然再生委員会

 ヨモギ尾根上部 モニタリング(緑のコリドー計画)
 平成21年5月31日 天気予報は午後から雨。参加予定者は7名。途中中止を覚悟でできるところまで進めることにしたが結局雨のため、途中で中止しました。
今回の対象は枠9番で、ここは、平成16年10月に最初の調査をし、翌年5月に2回目の調査をやりかけたが時間切れで途中で終わっていたところです。
今回も3分の1位しかできませんでしたが着実に植生が回復していることは調査のためにヤブに潜るのが大変なことで参加者一同実感しました。
[今回のデータ]
●調査個体数 199 このうち、平成16年にあったものの再発見率 59.7%
●調査個体の平均の樹高 153.8p(平成16年時は、89.3p)(どちらも50p以下は除外しています)
●この内、2m以上のもの 49本(平成16年時は全体でも3本)
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 生育していた種類については、交代が進んで、トウゴクミツバツツジの数が増え、1m以上に生育しているものも多数見られたことなど面白いことがありそうなのですが、部分的な調査だったので詳しいことが言える段階ではありません。
参加された皆さん、ご苦労様でした。
主催/丹沢自然保護協会・丹沢の緑を育む集い・丹沢大山自然再生委員会
【情報提供】丹沢自然保護協会 青砥航次様

 丹沢クリーンハイク(水質調査報告)
平成21年5月実施
主催/神奈川県勤労者山岳連盟
後援/丹沢大山自然再生委員会
クリーンハイクで清掃と併せて採水を行っています。 【情報提供】神奈川県勤労者山岳連盟様

 全国植樹祭かながわプレ大会
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雨にも負けずパンフレットを配布しました
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熱心にDVDをご覧になる方も
  平成21年5月24日(日)、全国植樹祭プレ大会が開催されました。丹沢大山自然再生委員会では、県立秦野戸川公園の会場にブースを出展し、PRパンフレットの配布、パネルの展示、DVDの放映を行い、丹沢大山の現状と取り組みをアピールしました。生憎の雨にもかかわらず、多くの方が足を止めてくださり、関心を持っていただいていることがわかりました。
NPO法人丹沢自然保護協会、秦野ビジターセンター、全国植樹祭実行委員会ほかご協力いただいた関係者の皆様に感謝いたします。

発信/丹沢大山自然再生委員会事務局
 第19回コリドー(緑の回廊)「三ノ塔植樹」
  平成21年5月23日(土)表丹沢の三ノ塔で、市民ボランティアによる多様な生命を育む森林の再生を目指した植樹が行われました。
当日の朝、菩提峠に集まった参加者は、苗木を肩に背負って約1時間半をかけて標高1205mの三ノ塔山頂をめざし、山頂の南東斜面に設置された植生保護柵の中で、鍬を振るって、ブナやミズナラ、ヤマハンノキなど丹沢に生育する広葉樹の苗木を植えました。
この植樹活動は、今回で19回を数え、すぐ隣に広がる過去の植樹地では、木々が元気に生い茂り、小さな森に育っているのを見ることが出来ました。今回みんなで植えた木々も、いずれ大きく成長して、様々な生きものたちを育む「緑の回廊」となることでしょう。

主催/NPO法人丹沢自然保護協会・丹沢の緑を育む集い実行委員会・丹沢大山自然再生委員会
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菩提峠の広場に集まった参加者
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グループに分かれてリーダーの説明を受けながら植樹地を目指します
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登山道の入口で苗木を受け取りました
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新緑の中、苗木を肩に登山道を三ノ塔へ
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急斜面を下って植樹を行う柵の中へ
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背負ってきた苗木を心こめて植えます
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成長した木を想い浮かべながら根もとを踏みしめる
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すぐ隣には小さな若い森が育っていました
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 羽太博樹

 丹沢大山の水質調査
平成21年5月実施

主催/丹沢大山ボランティアネットワーク
・ 丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会

今年の5月に実施した水質調査結果とともに
過去3年の大腸菌群数を報告します。
【情報提供】
丹沢大山ボランティアネットワーク
奥津昌哉様
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 登山道利用実態調査
平成21年4月26日  大山・塔ノ岳・蛭ヶ岳・大倉

主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会

上記活動報告は丹沢ボラネット瓦版6月号をご覧下さい。

 市民参加研究会シンポジウム
写真  平成21年4月18日(日)、山下公園にほど近い横浜市中区のワークピア横浜において市民参加研究会シンポジウムが開催されました。
市民参加研究会は、丹沢大山自然再生委員会の木平委員長が中心となって、国土緑化機構の「緑と水の森林基金」助成金を得て行っているもので、当日は関心を持つ70名以上の方が集まり、会場は熱気に包まれました。
  コメンテーターに北大の中村教授を迎え、研究会のメンバーがそれぞれのフィールドにおける市民参加の事例や課題について発表し、パネルディスカッションも行いました。今後は本の出版に向け準備を進めています。

主催/丹沢大山自然再生委員会
 第5回 丹沢フォーラム
 平成21年4月26日 札掛森の家にて開催
2009年度の丹沢自然保護協会総会に先立ち、丹沢フォーラムを実施しました。
夜半までに低気圧が通過して、当日は抜けるような青空に深緑が映え、室内にいるのはもったいないような一日でした。
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  今回のフォーラムは、「渓畔林の保全が具体化しつつあるが、その結果として水環境がどうなるのか、野鳥も魚もたくさんの昆虫を食べていることを考えると、森林変化の様子を昆虫を通して見ると何かわかるのではないか」ということから、『川の生態系における昆虫類の役割』について学習院大学 石綿進一氏より講演していただきました。あわせて『自然再生の現状と課題』について丹沢自然保護協会 中村道也氏より話がありました。

主催/丹沢大山ボランティアネットワーク・丹沢の緑を育む集い
共催/丹沢大山自然再生委員会
 トヨタウエインズグループ クリーン&セーフティキャンペーン寄付贈呈式
 春のあたたかい陽の光がふりそそぐ中、平成21年4月6日、横浜市中区山下町の横浜トヨペット本社で、『トヨタウエインズグループ クリーン&セーフティキャンペーン寄付贈呈式』が行 われました。
式には丹沢大山自然再生委員会、(財)かながわトラストみどり財団、(社)日本ナショナルトラスト協会が出席し、再生委員会の委員でもあるトヨタウエインズグループの宮原代表から木平委員長に、車の点検整備売り上げの一部からいただいた寄付の目録の贈呈があり、委員長からは感謝状をお渡ししました。
その後の歓談では、木平委員長がご出席の方々に配られた名刺に印刷されている丹沢大山の危機的な木々の写真を中心に、外来種や生物多様性の関係など活発に意見交換が行われました。
トヨタウエインズグループ様にあらためて感謝の意を表します。

【問合せ】
丹沢大山自然再生委員会事務局 TEL:045-210-4315
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トヨタウェインズグループ
上記は再生委員会や委員の団体の活動の一部を紹介しております。
これらの他にもさまざまな活動が実施されています。リンクをご活用ください。



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