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森の学校[春の教室] |
日時/平成28年3月28日(月)〜30日(水) 場所/丹沢山札掛 主催/NPO法人丹沢自然保護協会 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告は丹沢ホームHP「2016春の教室 活動報告」をご覧下さい。 |
第14回みろく登山スクール |
日時/平成28年3月12日(土)・3月20日(日) 場所/横浜市西公会堂・中央線陣馬山周辺 主催/NPO法人みろく山の会 後援/横浜市市民局、丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
第5回山の自然セミナー開催 |
日時/平成28年3月5日(土)〜6日(日) 場所/神奈川県立山岳スポーツセンターおよび表丹沢山域 主催/神奈川県山岳連盟 自然保護委員会 後援/神奈川県立山岳スポーツセンター 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
高校生が取り組む「丹沢やまみち再生体験」 | ||||
主催:NPO法人みろく山の会 共催:神奈川県高校体育連盟登山専門部 丹沢大山自然再生委員会 平成28年1月24日(日)、秦野市の大倉尾根においてNPO法人みろく山の会主催の「丹沢やまみち再生体験」が行われました。 この「やまみち再生体験」は今年で7回目を数えます。今年も昨年同様、秦野市の大倉尾根の一本松ベンチの約50 m先で、神奈川県高体連登山専門部との協働により登山道補修体験を実施しました。当日は高体連登山専門部所属の6校42名の高校生と、12名の引率の先生方が参加しました。 当日、作業予定場所は18日月曜日の積雪がまだ残っていたため、まずは雪かきを行い、高校生が到着する前に木枠や木杭の仮設置を行いました。当日使用された間伐材は、作業場所付近の水源林2箇所より事前に搬出されたものです。 13:30頃高校生が合流し、みろく山の会の十倉理事長にご挨拶いただいた後、3班に分かれて作業を行いました。作業の流れとしては、カケヤという木製のハンマーの様な道具を用いて木杭を打ち込み、間伐材と横木の木枠をカスガイで固定したあと、運搬してきた岩石を木枠内に敷設するというものでした。枠内に敷いた岩石は、そのままの状態だと登山者から「歩き辛い」というクレームが来てしまうということで、ハンマーを用いて粉砕し、タコという道具で平らにならす作業も併せて行いました。
1時間ほどで作業が終了し、予定通り約20 mの登山道補修作業が完了しました。作業をしている高校生からは笑顔も見られ、普段はあまり経験できないような貴重な体験ができたのではないかと思います。こういった体験を通じて、登山道の役割等について理解を深めてもらえるとよいのではないかと感じました。
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丹沢大山国定公園50周年記念フォーラム〜丹沢大山自然再生の歩み〜(2015年度 丹沢大山自然再生活動報告会) | ||||||||||||
主催:丹沢大山自然再生委員会 共催:神奈川県自然環境保全センター 平成27年12月23日(水・祝)、横浜市のかながわ県民センターにおいて、2015年度丹沢大山自然再生報告会を開催しました。2015年は丹沢大山が国定公園に指定されて50周年の年にあたります。丹沢大山自然再生委員会ではこれを記念して、例年実施している活動報告会を、丹沢大山が国定公園に指定されてからの半世紀の歩みと丹沢大山のこれからを考える記念フォーラムとして、開催しました。当日はスタッフ等を除いて約180名の方がご来場くださり、大変な盛況となりました。
○神奈川県山岳連盟 尾崎氏「国定公園に指定された頃の丹沢の状況」 ○(公財)神奈川県公園協会 倉持氏「丹沢の普及啓発と安全登山〜ビジターセンターの現場から〜」 ○生命の星・地球博物館 勝山氏「神奈川県植物誌調査と丹沢の維管束植物」 ○神奈川県自然環境保全センター 山根氏「神奈川県が取り組む丹沢大山自然再生計画の実施状況について」
最後になりますが、講演者の皆さま、当日スタッフとしてご協力くださった皆さま、そしてお忙しい中ご来場くださった皆さま、まことにありがとうございました。 【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 田中 |
県民参加の森林づくりボランティア |
日時/平成27年12月6日(日) 場所/伊勢原市日向(承継分収林) 主催/公益財団法人かながわトラストみどり財団 共催/伊勢原市 後援/丹沢大山自然再生委員会 活動報告はこちらをご覧ください。 |
神の川流域広河原で植林地内の下草刈り活動報告 |
日時/平成27年11月23日(月・祝) 場所/北丹沢:神の川流域広河原 主催/NPO法人北丹沢山岳センター 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
第50回森林づくりボランティア活動 |
日時/平成27年11月22日(日)〜23日(月・祝) 場所/丹沢土山峠の煤ヶ谷水源林 主催/神奈川県山岳連盟 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
国道20号線クリーン活動 |
日時/平成27年11月15日(日) 場所/吉野花だまり周辺国道20号線 主催/NPO法人北丹沢山岳センター 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
第49回森林づくりボランティア活動 |
日時/平成27年11月15日(日) 場所/丹沢土山峠の煤ヶ谷水源林 主催/神奈川県山岳連盟 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
2015年「秋の植樹」・「丹沢フォーラム」−コリドー(みどりの回廊)を丹沢から− | ||||||||||
菩提峠→二の塔→三の塔→烏尾山 平成27年10月24日(土)、三の塔山頂および烏尾山において、NPO法人丹沢自然保護協会主催「秋の植樹」・「丹沢フォーラム」が開催されました。 丹沢自然保護協会による植樹活動は、今回で第34回目を迎えました。例年秋の植樹活動と丹沢フォーラムは別々の日に実施されていましたが、今回は同日の開催となりました。参加者は40名ほどで、当日菩提峠に集合し三の塔山頂を目指しました。
今回は、烏尾山山頂から行者岳の方面に少し向かった地点で植樹を行いました。高標高域での植樹は今回で最後になるそうです。参加者はそれぞれ、ブナ、ミズナラ、ウツギ、ヤシャブシ、ヤマボウシなどの苗木を植えていきました。全て丹沢産の苗木なのだそうです。
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ワールドフェスタ・ヨコハマ2015にブース出展しました! | ||||||||||
平成27年10月10日(土)・11日(日)、今年も横浜市の山下公園でウエインズグループ特別協賛「ワールドフェスタ・ヨコハマ2015」が開催されました。 今年の丹沢大山自然再生委員会は、ウエインズグループ様のご厚意で昨年の倍のスペースで出展をさせていただけることとなりました。二日目の午前中はあいにくの雨となってしまいましたが、それでもお天気が回復した午後からは大勢の方が再生委員会のブースを訪れてくださり、一時はブースが来場者の方でいっぱいになるほどの盛況となりました。 今回のワールドフェスタでは、再生委員会のブース出展で恒例になりつつあるクイズラリーやはく製の展示、パネルの展示などに加えて、モニターを利用しての映像PR、草笛作り体験、クイズラリー参加者の方を対象とした葉っぱのしおり作り体験などを実施しました。さらに、野生動物救護の会にご協力いただき、傷病鳥獣の救護に関するパネル展示などの普及啓発を行いました。 はく製展示コーナーでは、ツキノワグマやニホンジカなど、計7体のはく製を展示。普段目にする機会の少ない動物たちに、皆さん興味津々の様子でご覧になっていました。
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「登山道を考える」シンポジウム |
日時/平成27年10月10日(土) 13:00〜16:30 場所/秦野戸川公園内パークセンター2F 主催/NPO法人みろく山の会 共催/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
第13回みろく登山スクール |
日時/平成27年10月4日(日)・10月10日(土) 場所/横浜市市民活動センター・中央線陣馬山周辺 主催/NPO法人みろく山の会 後援/横浜市市民局、丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
第6回環境登山(パートU) |
日時/平成27年9月27日(日) 場所/丹沢・二ノ塔尾根 主催/神奈川県山岳連盟 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
自然教室「水無川でひろって体験!砥石作り」 |
日時/平成27年8月22日(土) 9:30〜15:30 参加者/10家族23名(申込み43名) 場所/秦野戸川公園内 主催/公益財団法人神奈川県公園協会 秦野ビジターセンター 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
森の学校[夏の教室] | ||||||||||||
森の学校 夏の教室 私たちの丹沢・森と川と生き物たち 〜生命のつながりについて考えよう〜
主催/NPO法人丹沢自然保護協会 共催/丹沢大山自然再生委員会 協力/(公財)神奈川県公園協会/神奈川県立札掛森の家 上記活動報告についてはこちらをあわせてご覧下さい。 平成27年8月10日(月)〜13日(水)、札掛・丹沢ホームにおいて森の学校 夏の教室が開催されました。 森の学校は、小学生〜中学生の幅広い年齢層の子供たちが、自然の中で生活し、自然と触れ合いながら、生命の繋がりや自然の大切さを学ぶ場所として、1970年に丹沢自然保護協会により開設されました。今年度からこの「森の学校」を丹沢大山自然再生委員会で共催させていただくこととなり、今回、事務局員も10日(月)・11日(火)の2日間参加させていただきました。 <1日目> 午前中は沢に生息する水生昆虫を観察する野外学習を行いました。沢の流れの速さや深さによって場所を早瀬、平瀬、淵などに分けて、それぞれの場所でどのような水生昆虫が棲んでいるのか、採集して観察しました。 沢と渓畔林(渓流沿いに繁茂する森林)は密接に繋がっています。例えば、ムカシトンボは幼虫期間が7年にもなると言われ、長い期間を水中で過ごしますが、このような昆虫は、ヒノキなどの渓畔林にはあまり生息していないそうです。ヒノキは根が浅く台風などの際簡単に倒れて流されてしまいやすい性質を持ちます。そのためヒノキの渓畔林は広葉樹の渓畔林と比較して安定せず、ムカシトンボのような幼虫期間の長い昆虫は、安定した渓畔林を持つ沢にしか生息できないためです。このように、沢に棲む水生昆虫は、渓畔林の植生に密接に関係しています。 森林で採取した土を少量皿にとり、水で綺麗に洗う作業を何回か繰り返し、残った土を顕微鏡で観察します。すると、キラキラした鉱物を観察することができます。こうした鉱物が土の中で少しずつ溶けて、森林の植物の栄養分となります。 また、別の実験では、ペットボトルに森林・裸地・砂地のそれぞれ別の場所から採取した土を入れ、それぞれに水を流し、水が浸透していく速さや、流れた後の水を観察しました。すると森林の土を入れたペットボトルでは水がゆっくりと浸透し、また流れ落ちた水も砂地のものと比べて綺麗であることが分かります。このように、森林の土には水を蓄え綺麗にする機能(水源かん養機能)があるということが、分かりました。 2日目の午前中は、2つのグループに分かれて植生保護柵内で植生調査を行いました。2m×2mのピンクのテープに囲われたエリアの3箇所について、それぞれ日光条件や植被率(2m×2mのエリアのうち、植物に覆われている部分の面積の割合)などを比較しました。 モニタリングを行った範囲では、カントウミヤマカタバミ、コチヂミグサ、イロハモミジ、イタヤカエデ…など、20種類以上の植物を観察することができました。日光条件の良いエリアは、植被率は高くなる傾向にあり、やはり日光は植物の生育に重要な役割を果たしているということが分かります。今回初参加の生徒さんも、このモニタリングを通して多くの植物の名前を覚えることができたようでした。
実生の採集を行った場所は雨で川が増水すると浸水してしまう場所で、まだ根が深く張っていない実生は場合によっては流されてしまうそうです。そういった実生を採集し、数年育てて十分な大きさに成長させたら、最終的にはまた山に植えて帰す、というお話でした。 実生の採集は一昨年度の同事業 森の学校でも行ったそうです。その際に採集したものと今年度採集したものを比較すると、一昨年度のものはとても順調に成長しているようでした。
【発信】丹沢大山自然再生委員会事務局 田中 |
2015丹沢大山クリーンハイク |
日時/平成27年5月31日(日) 場所/丹沢山地 主催/神奈川県勤労者山岳連盟 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
2015丹沢大山の水質調査 |
日時/平成27年5月30日(土) 場所/丹沢大山山域22箇所 主催/丹沢大山ボランティアネットワーク 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
「地球環境イベント・アジェンダの日2015」に再生委員会がブース出展 | ||||||
平成27年5月30日(土)・31日(日)の2日間、横浜日本大通り 象の鼻パークで、かながわ地球環境保全推進会議主催の「地球環境イベント・アジェンダの日2015」が開催されました。 このイベント「アジェンダの日」への丹沢大山自然再生委員会の出展も今年度で4回目となり、今年度も昨年度に引き続き3ブースを連結して、会員3団体(かながわ森林インストラクターの会、神奈川県公園協会、丹沢自然保護協会)と合同でブース出展を行いました。
クイズは3問構成になっていて、第1問が丹沢に住むツキノワグマの主食に関する問題、第2問が丹沢に住んでいるシカの頭数を尋ねる問題、第3問が森林の土の保水力に関する問題でした。 第2問の「丹沢には、およそ何頭のシカがいるでしょう?」というクイズでは、答えを聞くと「え、そんなにいるの?」とびっくりされる来場者の方が多々いらっしゃり、丹沢でシカが増えすぎて問題になってしまっている現状などをお話すると、熱心に耳を傾けてくださいました。
今後も再生委員会としてイベント等に参加し、より多くの方々に丹沢大山について知っていただけるよう、より一層普及啓発に取組んでいきたいと思います。
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第6回環境登山 |
日時/平成27年5月17日(日) 場所/丹沢二の塔尾根 主催/神奈川県山岳連盟 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
植樹報告〜第33回コリドー(みどりの回廊)を丹沢から〜 |
日時/平成27年5月16日(土) 場所/菩提峠 主催/NPO法人丹沢自然保護協会 共催/丹沢緑を育む集い 丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
2015春の丹沢フォーラム「野生動物と共存する森づくり〜境界線上の動物たち〜」 | ||||||
主催:NPO 法人丹沢自然保護協会 共済:丹沢の緑を育む集い 丹沢大山自然再生委員会 協力:神奈川県自然環境保全センター 秦野森林組合 平成27年4月19日(日)春の丹沢フォーラムにて菜の花台周辺の県道70号線沿いに位置する水源林整備地を訪れました。この場所は水源環境税を財源とした水源林整備事業中でも、森林所有と整備する事業体が直接契約を結んで整備を進める長期受委託事業で森林整備が進められている場所です。 県道と県道の間に位置する整備地内(約53ha)には6500mもの作業道が設置されており、その作業道を下りながら、丹沢自然保護協会の中村理事長と実際整備を行っている秦野森林組合の鈴木氏より説明がありました。 県道から入ってすぐの箇所に小規模伐採をしている箇所がありました。ここは平成25年度冬の大雪で多くの植栽木が雪害を受けた箇所で、雪害に弱いスギから雪害強いヒノキを植え直したということでした。
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神の川街道 山開き・清掃活動 |
日時/平成27年4月12日(日) 場所/津久井町青根 折花神社 主催/NPO法人北丹沢山岳センター 共催/神の川ヒュッテ友の会 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
国道20号線クリーン活動 |
日時/平成27年4月5日(日) 場所/吉野花だまり周辺国道20号線 主催/NPO法人北丹沢山岳センター・藤野山岳会 後援/丹沢大山自然再生委員会 上記活動報告はこちらをご覧下さい。 |
サントリー「天然水の森丹沢」自然再生プロジェクト |
丹沢大山自然再生委員会は、委員が丹沢大山自然再生基本構想に則って取り組む自然再生事業を、自然再生プロジェクトとして登録し、順応的な実施を図っています。平成21年12月に、再生委員会の委員である神奈川県とサントリーホールディングス(株)がサントリー「天然水の森 丹沢」自然再生プロジェクトに係る協定を締結し、丹沢県有林内において自然再生の取組を進めています。 丹沢大山自然再生ONLINE内「自然再生プロジェクト活動レポート」(2015年4月) |